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学園の美少女と同居することになったんだが!? の小説カバー

学園の美少女と同居することになったんだが!?

地味で目立たない高校生活を送っていた一ノ瀬雷斗の日常は、ある日を境に激変する。なんと、学校中の誰もが憧れる美少女・朝宮咲奈と同居することになったのだ。本来であれば接点すら持たないはずの二人が、一つ屋根の下で暮らすという信じられない現実。釣り合わない二人の突飛な共同生活は、戸惑いの連続から幕を開ける。同じ時間を積み重ねる中で、彼らの心の距離は時に近づき、時にすれ違いながらも、次第に変化していく。そんな中、物語を彩る個性豊かな面々も続々と登場。マニアックな趣味を持つオタク美少女や、奔放で生意気な後輩たちが加わり、雷斗の周囲はさらに賑やかさを増していく。さらに、心に秘めた「あの時の約束」が、二人の関係にどのような影を落とし、あるいは光を当てるのか。久遠颯や雪野紅葉といった仲間たちと共に繰り広げられる、笑いと涙に満ちた青春の日々。どこにでもいる少年の日常が、特別な少女との出会いによって鮮やかに色づき始める。波乱万丈で甘酸っぱい、王道の青春ラブコメディーがここに開幕。
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3

いやつに一番最初にバレてしまった。久遠 颯という男だ。

誰にも言わないことを約束して、それの等価交換が家に泊まるということだ。その日はどこか遊びに行くことになった。いろいろ話すこともあるだろうというわけでレインのグループを作ることになった。

久遠「どこに行く?というか朝宮さんの誘ったひとは来れるって?」

咲奈「まだ返信きてないんだ~、OK来たらこのグループに入れとくね!」

雷斗「了解」

友達とお泊りをするというのは初めてのことなのでどんなものなのか少し気になる。学校の行事で行った自然教室や修学旅行とはまた違う感じだろう。しかも男女で泊まるとなると変な感じだ。

案外嫌ではない、知ってる人といるだけで楽しさが違うだろう、修学旅行とかなんか人数合わせでグループ入らされてたから正直全く楽しくなかった。それに比べたら10倍は楽しめそうな気がする。

そして同じ家に住んでいる人とこうして携帯で話すのはとても変な感じがする。

「一ノ瀬くーん、私が誘った友達来れるって!」

「お、よかった」

来れないって言われたらどうしようって思ったが来れるならよかった。

グループに早速入れて今後のことについて話し合うことになった。

「げ...お前が来るとはな...」

「あんたこそなんでここにいるの...!ほんっと最悪!」

「俺が主催者だぞ?いて当然だろ、というか感謝しろよ」

「あっそ...」

グループが一分もしないうちに修羅場と化していた。

この人たち知り合いだったの?それにすっごい仲悪いんですけど...

これは大丈夫なんですかね...今もの凄く話しずらいんですけど...

なにこのスマホ越しで感じられで来る威圧は......

「...」

久遠「悪い、取り乱した。とりあえずどこ行こうか?」

えええ!!!なんも差しさわりもなく普通に話しかけて来てる!こいつ相当メンタル強いな!まぁいいや...変な空気になるよりは(僕からしたらもうなってるけど)

紅葉「雷斗くんよろしくね~!」

いやこの人も何もなかったかのようにふるまってるんですけど!?!?

久遠のやつといいメンタルが強いな...強いというより気にしてないなこれ...

雷斗「紅葉さんよろしく」

「行くところは任せる、俺には楽しい場所とか行ったことほとんどないから分からない」

咲奈「一緒にお買い物とかどう??服とかいろいろ!!」

紅葉「それいいね!お揃いにしよ!」

久遠「案外楽しいかもな、決まりだな!そうだ、俺は”雷斗”オシャレ計画”を実行しよう!なんか楽しそうだしな」

雷斗「おい、それはいつも着てる服がダサいといってるように聞こえるんだが...それに楽しむって...」

久遠「まぁそうだな、ダセェな、まぁ俺がオシャレしてやるから!」

こいつ...ふざけてるな、別に服なんか着れているだけでいいんだ。

まずオシャレってなんだ??何を着たらオシャレなのかが分からん。それに正論をかますと外に出ない。そんな奴がオシャレしたところでねぇ......くそが!!

久遠「外に出るように1セットくらいは持っといたほうがいい、そんなダサい服で歩いてたらモテねーぞ」

雷斗「別にモテなくていいんだが...けどまぁ1セットくらいは買ってもいいか」

咲奈「じゃあ!土曜日ね!」

皆楽しみにしているのならよかった。僕もなんだかんだで少し楽しみにしている。久しぶりに楽しいイベントがあるな。しかも外出する。楽しみなんてのはゲームのイベントでしか味わったことがなかったからなんか変な感じがする。僕には外で何かをするというのは向いていないが、たまにはいいじゃないか、陽キャの楽しみ方というのを実感しようじゃないか。

僕は明日に向けての支度を始めた。

                            つづく

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