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年下の男 の小説カバー

年下の男

オンライン上の交流をきっかけに出会った彼は、自分よりも17歳も年下の青年だった。端正な容姿を持ち、周囲からも絶大な人気を集める彼からのアプローチ。最初はあまりの年齢差に「からかわれているだけだ」と冗談半分に受け止めていたが、次第に二人の関係は深いものへと変わっていく。「人を好きになるのに、年齢なんて何の関係もない」――そう断言して、迷うことなく情熱的に距離を縮めてくる彼の勢いに、私は次第に抗えなくなっていく。理性では「このままの関係を続けていいはずがない」とブレーキをかけようとするものの、彼と過ごす時間の心地よさや、肌を重ねた際の驚くほどの相性の良さに、心も身体も翻弄されてしまう。世間の常識や将来への不安が頭をよぎりながらも、年下の彼が向けてくる真っ直ぐな愛と、抗いがたい快楽の狭間で揺れ動く大人の恋物語。年の差という大きな壁を前にして、戸惑いながらも溺れていく女性の葛藤と情愛を描き出す。
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噂は聞いたことがあった。

それはまだ息子が小学1年生の頃。

すぐ隣にある中学校で、痛ましい事件があったと。 若い男たち数人に強姦され、妊娠してしまいそれを苦に手首を切った女子生徒がいるらしいと。

あくまで噂で、誰が?とかどこで?とかそんな詳しいことはわからなかった。

そのせいかどこか遠くの話のようで、現実感のない噂だと思って聞いていた。

そのあとの話は何も聞けず、息子もその中学校を卒業した。

「昔、そんな噂あったよね?」

「本当のことはわからなかったけど。親御さんにしたら、堪らない話だね」

当時のママ友同士では、そんな会話だった。

まさか、その噂の真相を、私が知ることになるとは、全く考えてなかった。

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