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ぞうさん転生 の小説カバー

ぞうさん転生

「ロリータこそ至高、だが手出しは無用」という確固たる信念を抱き、幼女を慈しんできた一人の紳士。彼はある日、幼い少女を交通事故の危機から救い出す代わりに、自らの命を散らしてしまう。しかし、その純粋な願いが天に届いたのか、彼は異世界で一頭のゾウとして新たな生を受けることとなった。巨大なゾウへと転生を果たした彼は、偶然迷い込んだ森の中で三人の幼女たちと運命的な出会いを果たす。こうして、巨体ながらも心優しいゾウと、愛らしい少女たちによる異世界でのセカンドライフが幕を開けた。言葉は通じずとも、種族を超えた絆を育みながら、彼らは広大な異世界を共に歩んでいく。基本的には穏やかで心温まる日常が描かれるが、時には異世界ならではの厳しい試練やシリアスな局面が彼らを待ち受けることも。一頭と三人による、不思議で賑やかな冒険の日々が今始まる。紳士としての魂を宿したゾウは、異世界の地で大切な少女たちを守り抜き、どのような幸せを見つけるのだろうか。
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3

「かいちゃダメ、ルゥ! 余計にヒドくなるわよ!」

 アリサちゃんが止めようとするけど、ルゥちゃんは首輪の下をしきりにかこうとしてやめない。

 なんか見てるだけで痛々しいので、僕はルゥちゃんの首元にゾウの鼻を伸ばした。

 幼女の首にこんなものは似つかわしくない!

 そうだ、南京錠があるならそれを開ける鍵だってあるはず。

「え? 何?」

「まってて、だって」

「分かった、サトリちゃん」

 サトリと呼ばれた狐耳の女の子は僕の気持ちが分かるのだろうか。

 それは置いといて、僕は再び放置された荷車に戻る。

 くんかくんか。

 この嗅覚で鍵を探すんだ。

 荷車の周囲を嗅ぎ回ると、食い散らかされた男の死体から金属の匂いを感知した。

 どれどれ、鍵は……と。あったあった。

 男の腰辺りにあった小袋から僕が取り出したのは、小さな鍵。

 これがあればあの娘たちを自由にできる!

 それからまたルゥちゃんたちの元に戻った僕は、彼女たちの足元に鍵を転がした。

「これは……?」

「これって首輪の鍵じゃない! 持ってきてくれたの!?」

「パオ」

 受け取ったアリサちゃんがルゥちゃんの首輪に付いた南京錠に鍵を差し込むと、鉄の首輪は呆気なく外れた。

「取れた……。首輪が取れたよ!」

「ホントだわ!」

「ぼくにもかして」

 ルゥちゃんの首輪が取れたことで、残りの二人もそれぞれ鍵を使って首輪を外す。

 ていうかサトリちゃんは僕っ娘でしたか。

 はいはい、慌てなくても首輪は外せるよ。

 二人の首輪も外れたことで、幼女たち三人はピョンピョン跳ねて嬉しそう。

「やったわ! これでアリサたち自由よ!」

「くびがすっきり」

「ありがとうぞうさん!」

 良かった。三人とも喜んでくれて。

「うう、だけど首がまだかゆい~!」

 だけどルゥちゃんは相変わらず首をかきむしろうとする。

 首輪の下だった部分は赤くかぶれている、これはかゆそうだ……!

 そうだ、いい場所があるじゃないか。

 思い立った僕は、幼女たちに背を向けて付いてくるよう促す。

「ついてこいって」

「行ってみようよ」

「しょうがないわねー」

 僕の気持ちを代弁してくれるサトリちゃんのおかげで、三人とも僕に付いてきてる。

 そして僕が三人の幼女を連れて来たのは、初日で飛び込んだあの泉だった。

「わー、きれいな泉だ~!」

 到着するなり水際に駆け寄って感嘆の声をあげるルゥちゃん。

「この森にこんなのがあるなんてね」

 アリサちゃんはしゃがみ込んで泉の水をピシャピシャ叩いている。

「ここ、なんだよね」

「パオ」

 サトリちゃんの確認に、僕は小さくうなづいた。

「それじゃあ入ろー!」

 そう言うなりルゥちゃんがボロ布を縫っただけの粗末な服に手をかける。

 待って、腕を交差させて裾を掴むってまさか……!

「んーっと!」

 そのまさかだった。

 ボロ布をまくるとルゥちゃんは勢い良くそれを脱ぎ捨てたのだ!

「プオ!?」

 その下には下着を一切着けておらず、ルゥちゃんは生まれたままの姿になってしまっていた。

 平坦で未発育な胸。

 まだくびれのない寸胴な腰に、肉付きの薄い手足。

 そして毛が生えてなくてツルツルの一本筋。

 完璧な幼女の裸《からだ》を前に、僕の鼓動は思わず高鳴ってしまう。

 すっぽんぽんのルゥちゃんは、そのまま勢い良く泉に飛び込んだ。

 飛び散る水しぶきに、生まれたままの無垢な姿が映りこむ。

「わーい! 気持ちいい~! アリサちゃんもサトリちゃんもおいでよ~!」

「ぼくもいく~」

「ちょっと、待ちなさいよぉ! ったく、しかたないわね~!」

 泉の水を跳ね上げながら誘うルゥちゃんに促されて、アリサちゃんとサトリちゃんも服を脱ぎ捨てた。

 あわわわ、目の前で幼女三人が何の抵抗もなく服を脱ぎ捨ててるよ……!

「ざっぱーん」

「きゃあ!? やったなー!」

 間抜けな声で水しぶきを立てるサトリちゃんに対抗して、ルゥちゃんも水をぶっかける。

「ちょっと、二人ともぉ! まったく!!」

 水をかけ合う二人に火を付けさせられたのか、アリサちゃんも水かけに堂々参戦。

「あはははは!」

「ざっぷーん」

「きゃははっ」

 天真爛漫に水をかけ合う三人の愛くるしい幼女たち。

 ああ、僕の目の前に広がるのは桃源郷か。

 やましさなどこれっぽっちもない、無邪気な天使《ようじょ》たちの戯れに僕は目を奪われてしまう。

 僕の中にあった羞恥心はすっかり浄化され消滅していた。

「ぞうさんもおいでよ~!」

「パオ?」

 え、僕も?

「はやくはやくぅ」

 サトリちゃんも水面をパシャパシャ叩いて催促してる。

 よーし、僕も幼女たちの戯れに参加しようかなっ。

「パオーン!」

「「「きゃあ!!」」」

 僕が勢い良く飛び込むと、大きな水しぶきに三人が驚きの声をあげる。

「きゃははは、ぞうさんすっごーい!」

 両腕をあげて喜びを露わにするルゥちゃん。

「まったく、どんだけデカいのよっ」

 そう言ってから歩み寄ってきたアリサちゃんが、僕の顔をペシンと叩いた。

 ほんの少しだけ膨らんだ胸のつぼみに、ルゥちゃんよりもすらっとした肢体。

 みずみずしい素肌も三人の中では比較的白い。

 アリサちゃんの身体はちょっとだけお姉さんなのかな。

 これはこれで味わい深い幼女の身体だぞう。

「わーい、ぼくもあそぶぅ」

 今度はサトリちゃんが、狐の尻尾を振りながら僕の鼻にしがみついてきた。

 三人の中で一番背が低いと見えるサトリちゃんは、お腹が少しぷっくり膨れている。

 イカ腹ですか、幼女の特権ですなぁ。

「あーっ、サトリちゃんずるいよぉ」

 何の対抗心を燃やしてるのか、ルゥちゃんもサトリちゃんの反対側となる僕の鼻にしがみつく。

 この娘たちもすっかり僕に気を許しているなぁ。

 だけど触れ合いは慎重に。YESロリータNOタッチ。

 このモットーを守りつつ、僕は鼻で吸い上げた水をルウちゃんに向けて勢い良く噴出した。

「うわあ! ぞうさんすっごーい!」

「ぼくにもかけて」

「パオ」

 両手を広げるサトリちゃんにも僕は水をかけてあげる。

「つめたーい」

 あはは、サトリちゃんも喜んでるぞう。

 こうして僕は愛くるしい幼女三人と水浴びを楽しんだのであった。

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