
親衛隊"総"隊長の受難な日々
生徒たちの憧れの的である「親衛隊」。その頂点に立つ総隊長という大役を任された穂波七瀬は、周囲から注がれる羨望や期待を背負いながら、波乱に満ちた学園生活を送っていた。しかし、彼女には誰にも言えない大きな秘密がある。それは、周囲に対して徹底的に「ぶりっ子」を演じ、計算高く媚を売り続けるという偽りの姿だった。過剰なまでの振る舞いは周囲の反感を買い、学園内では彼女を快く思わない者たちから嫌われる日々が続いている。そんな七瀬の前に立ちはだかるのは、圧倒的なカリスマ性と強引な性格を併せ持つ「俺様」な生徒会長だった。偽りの仮面を被って立ち回る七瀬と、傍若無人に振る舞う会長。正反対の二人が出会うとき、平穏だったはずの日常は思わぬ方向へと動き出す。なぜ彼女は嫌われることを厭わず、偽りの自分を演じ続けなければならないのか。そして、強引な会長との関わりが七瀬の隠された本音を暴いていくことになる。偽りの微笑みの裏に隠された真実と、反発し合いながらも加速していく二人の関係を描く、波乱万丈な学園ラブストーリーが幕を開ける。
章
共有
章 2
僕は部屋に入るなり、
準備に取り掛かる。
と言っても、荷物は少ないから一瞬で終わる。
でも、黒のコンタクトレンズを沢山は邪魔だから…
そうだ、柳さんに聞いてみよう。
僕は部屋を出て柳さんの部屋に行く。
柳さんの部屋についてノックする。
コンコンッ
七瀬『柳さんー。』
柳『へーい?』
※柳さんはチャラい。
七瀬『あの、柳さん。』
柳『どうなさったんです??』
七瀬『黒のコンタクトレンズばっかり持ってくのも気持ち悪いからなんかないかなーと思ったんでけど‥…。』
柳さんは考える人のポーズをとった。
柳『‥…!眼帯なんかどうですか?』
いい考え!!!
七瀬『いいですね、ありがとごさいますっ。』
柳『いえいぇー、私に会いたくなったら理事長室へどうぞ。秘書としていますよ。』
七瀬『い、では。』
柳『はいはーい』
ガチャッ
それからまた僕の部屋へ戻った。
今日は寮入する日だ。
眼帯をして、学園に向かう
外に出ると、車が止まっていたのでそれに乗る。
?『坊っちゃん、おはよう(^ν^)』
僕に微笑んでくれたのは、運転手の
灰路さん。
七瀬『おはようございます。
わざわざすみません‥…』
こんな早朝から‥…あんな森の奥まで‥…
灰路『いえ!!
坊っちゃんを送るの大好きですから‥…それにしても、寂しくなりますね‥…
外に外出するときは絶対私をよんでくださいね?!!!!』
絶対‥…
七瀬『はい、そうしますね。』
灰路さんは父さんが選ぶだけあって、
すごく言い人だ。
それから僕はずっと外を眺めていた。
森の奥に入り、じっとしていると、
目の前に大きな門がみえた…
父さん…お金かけすぎ‥…
おすすめの作品

9.4
夫に裏切られ、屈辱の中で離婚を突きつけられた柴田友子。どん底を味わった彼女だったが、その苦難を糧に再び自らの足で立ち上がる。かつては平凡な主婦に過ぎなかった彼女は、類まれなる才能を開花させ、今や世界中から熱い視線を浴びる人気画家へと華麗な転身を遂げていた。名声と輝かしい日々を手にした彼女の前に、かつて自分を捨てた元夫が「もう一度やり直したい」と身勝手な未練を抱いて現れる。しかし、彼の前に立ちはだかったのは、友子を優しく腕に抱く謎めいた大物実業家の姿だった。「彼女は俺の大切な人だ」という力強い宣言が響き渡る。自分を卑下していた過去を脱ぎ捨て、真実の愛と成功を掴み取った女性の物語。かつての夫の嫉妬や後悔が交差する中で、新たなパートナーとの絆が深まっていく。どん底からの鮮やかな飛躍を描き、真の幸福を問いかける、痛快な大人の逆転ラブロマンスが幕を開ける。

8.7
元妻に跪く冷徹社長
8.7
三年前、周囲の冷ややかな嘲笑を浴びながらも、彼女は植物状態に陥った彼を献身的に支える決意を固め、結婚した。しかし三年後、彼女が不治の病に侵され、苦渋の決断で中絶を余儀なくされたその時、夫は別の女性のために世間の注目を浴びるほどの巨額を投じていた。手術室から出てきた時、夫への深い愛は完全に尽き、彼女の心は死んだも同然だった。彼女は「離婚しましょう」と告げ、彼との決別を選ぶ。離婚して他人になれば、彼は華やかな女性関係を謳歌し、自分は残された人生を静かに過ごすはずだった。ところが、冷徹で高慢だったはずの元夫が、プライドをかなぐり捨てて彼女の前に跪いたのだ。「俺が悪かった、頼むから戻ってきてくれ」と懇願する彼。しかし、差し出された薔薇の花束を彼女は冷たく拒絶し、毅然とした態度で言い放つ。「もう遅すぎるわ」と。かつての献身を裏切られた女と、失って初めて後悔に苛まれる男。二人の関係は修復不可能なほどに壊れていた。

7.9
周囲から疎まれる存在だった佐藤婉寧は、夫である鈴木原璟からも冷遇され、孤独な日々を過ごしていた。絶え間ない拒絶の末、ついに彼女は離婚を決意。財産の半分を要求し、彼との縁を断ち切った。原璟は喜んで署名したが、その後の展開は予想外だった。慰謝料を元手に事業を成功させ、輝きを増していく元妻。さらには新たな男の影まで現れる。その姿に焦った原璟は、以前の態度を翻して彼女に執着し始める。「全財産を譲るから再婚してくれ」と懇願し、なりふり構わず復縁を迫る。捨てられたはずの女と、後悔に震える元夫。逆転した二人の関係の行方は。

8.0
一途に追い続けた8年間。酒の勢いで結ばれた一夜をきっかけに、彼女は念願だった彼との結婚を果たす。しかし、幸せを確信したはずの結婚初日、彼女の母親が彼の姪に轢き殺されるという悲劇に見舞われた。さらに翌日、彼は彼女の父親の命を盾に、姪への告訴を取り下げるよう強要する。すべては姪を守るための冷酷な仕打ちであり、彼の本心が自分にはないことを彼女は痛感した。姪による暴力で入院しても彼は示談を迫り、父の酸素チューブを抜く暴挙に及んでも、彼は彼女に謝罪を強いる。妊娠中の彼女は自分から離れられないと高を括る彼に対し、彼女は静かに決意を固めていた。出産後、彼女は娘を連れて彼の宿敵のもとへ嫁ぎ、姿を消す。失って初めて、彼は己の傲慢さを悔いて狂乱し、膝をついて償いを乞うが、彼女の心はすでに氷のように冷え切っていた。「命を賭けるというなら、死ねばいい」。かつての愛は消え去り、彼女は振り返ることなく彼を突き放した。

8.6
五年に及ぶ歳月の間、私は誰にも知られることのない「影の恋人」として彼の傍らに在り続けた。本来であれば、私は彼の兄と結ばれるはずだったのだ。しかし、その兄が死の間際に遺したあまりにも残酷な遺言が、私たちの運命を歪な形で縛り付けてしまった。亡き兄との誓いを守るためだけに、私は自分の感情を殺し、彼との秘められた関係を甘んじて受け入れてきたのである。だが、その因縁に終止符が打たれるはずだった約束の日、彼が私に突きつけたのはあまりにも無慈悲な命令だった。それは、彼が選んだ別の女性との婚約を祝うパーティーの準備を、この手で行えというもの。献身的に彼を支え、愛を捧げてきた日々の果てに待っていたのは、あまりに虚しい裏切りだった。愛と忠誠の狭間で揺れ動きながら、私は彼にとっての都合のいい身代わりでしかなかった現実を突きつけられる。秘匿された関係の中で積み重なった絶望が溢れ出す時、私は「誰かの影」として生きることをやめ、自分自身の足で歩み出すための決断を迫られることになる。切なくも激しい、愛と自立の物語。

8.6
かつてフェミニズム活動家として名を馳せた私は、今や世間から「玉の輿狙いの愛人」や「ブラコン」と蔑まれる存在に成り下がっていた。すべては病に苦しむ弟の治療費を工面するため。私は莫大な富を持つ男と結婚し、彼の連れ子である自閉症の少年の継母となったのだ。かつての同志たちは私を裏切り者と罵って去り、私の世界は一変した。昼は献身的に息子を世話し、夜は夫の情欲を受け入れるだけの孤独な日々。そんな生活が5年目を迎えた頃、息子の実母が突如として姿を現す。彼女は名門大学の博士号を持つ才色兼備な女性であり、SNSでは100万人以上の支持を集めるフェミニズムの旗手として輝いていた。地味で誰からも愛されず、彼女の輝きとは対照的な自身の境遇を突きつけられた私は、ついに自ら離婚を切り出す決意を固める。自己を犠牲にして守り続けてきた家庭という居場所さえも、本物の母親の登場によって崩れ去ろうとしていた。富豪の妻という仮面の下で、一人の女性が選ぶ苦渋の決断と、変わり果てた運命の行方を描く現代ロマンス。