親衛隊"総"隊長の受難な日々 の小説カバー

親衛隊"総"隊長の受難な日々

9.2 / 10.0
生徒会長の親衛隊総隊長を務める穂波七瀬は、周囲から嫌われるほど媚を売る偽りの姿を演じ続けている。そんな彼女の日常は、俺様気質な会長に翻弄されることで一変していく。本作は、本心を隠したヒロインの葛藤と成長を描く「親衛隊"総"隊長の受難な日々」の物語。人気のromance作品として、嘘から始まる複雑な関係と運命の選択を追う、注目のyoung adult向けmodern novelです。
「親衛隊"総"隊長の受難な日々」のあらすじ
生徒たちの憧れの的である「親衛隊」。その頂点に立つ総隊長という大役を任された穂波七瀬は、周囲から注がれる羨望や期待を背負いながら、波乱に満ちた学園生活を送っていた。しかし、彼女には誰にも言えない大きな秘密がある。それは、周囲に対して徹底的に「ぶりっ子」を演じ、計算高く媚を売り続けるという偽りの姿だった。過剰なまでの振る舞いは周囲の反感を買い、学園内では彼女を快く思わない者たちから嫌われる日々が続いている。そんな七瀬の前に立ちはだかるのは、圧倒的なカリスマ性と強引な性格を併せ持つ「俺様」な生徒会長だった。偽りの仮面を被って立ち回る七瀬と、傍若無人に振る舞う会長。正反対の二人が出会うとき、平穏だったはずの日常は思わぬ方向へと動き出す。なぜ彼女は嫌われることを厭わず、偽りの自分を演じ続けなければならないのか。そして、強引な会長との関わりが七瀬の隠された本音を暴いていくことになる。偽りの微笑みの裏に隠された真実と、反発し合いながらも加速していく二人の関係を描く、波乱万丈な学園ラブストーリーが幕を開ける。
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親衛隊"総"隊長の受難な日々 第1章

?『入っていいよ。』

ガチャッ

七瀬『父さんただいま。』

僕は今日、留学から帰ってきた。

父『おお!!おかえり七瀬~!

       会いたかったぞ。』

父さんは僕を愛しすぎている…

僕は苦笑いを全力でした。

七瀬『怖いよ父さん。』

父『俺はその笑顔が怖いよ笑』

フレンドリーな父で過ごしやすい…と思う。

父『明後日学校始まるけど、

           どこ行く?』

学校かぁー…

七瀬『父さんの学園に行くよ』

父『えぇ!??

‥…で、でも全寮制だぞ?!

      毎日会えないぞ?!』

焦り方笑

七瀬『調べたら親衛隊というのができるらしいね、父さんが推薦するの?』

父『そっ、そうだが…』

ならさー…

七瀬『僕を推薦してもらってもいい?

    僕が学園内の安全守るから』

父『それなら、風紀とかのほうが!』

それでもいいんだけど…

七瀬『好かれたくないからさ、

ランキング入りとかしなくて済むし』

そう、美幌学園は全寮制で、

生徒会や風紀などランキング制できめている。

でも、もちろん、その中でも学力でどの役職につくか、決めるのだが。

あの学園は偏差値が高いから、頭のいいやつしかいない。

父『そこまで言うなら…

 だが、守ってほしいことがある。』

守ってほしいこと?

七瀬『何?』

父『無理はするなよ?』

無理?

七瀬『してないよ??』

父『どうだかなぁ…とりあえず、

俺はいつも理事長室にいる。

何かあったら報告しに来ることと、

読んだら来てくれないか??

我が子の顔は毎日でも見たいからな。』

さらっと恥ずかしいこといった‥…

七瀬『わかったよ』

父『帰ってきたばかりで寂しいが、

明日には寮入りしなきゃならないから、荷物まとめておけよ?』

七瀬『はい』

父『あ!!!!!!!!』

急に父さんがなにか思い出したように大声をあげた。

七瀬『どうしたの?』

父『‥…美幌学園は男子だけなんだ、

性対象はほとんど男なんだよ。』

なんだー、そんなことか…

七瀬『大丈夫ですよ?

父さんもバイセクシャルじゃないですか。』

僕は父さんが柳さん(父の秘書)といい感じだと思ってるんだけど。

父『ぅえっ?!!!!

    なんで?言ってないのに‥…。』

七瀬『柳さんとお幸せに。』

父『なぜ柳だと?!!!?!』

七瀬『それに僕も多分バイだし。』

付き合ったり、

好きになったことがないから、

わからないけど。

父『そうか!!!!

好きな人とかできるといいな。』

七瀬『はい、じゃあ戻りますね。』

父『寂しいけど、早めに寝るんだよ。』

七瀬『はい。』

ガチャッ

自分の部屋に戻った。

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