高校デビューの卓球初心者vs.告白100人斬りの女子マネコーチ の小説カバー

高校デビューの卓球初心者vs.告白100人斬りの女子マネコーチ

9.5 / 10.0
『高校デビューの卓球初心者vs.告白100人斬りの女子マネコーチ』は、身体的理由で夢を絶たれた元天才少女みくりと、運動音痴の初心者・真和が全国制覇を目指す青春romance novelです。卓球特待生の道を捨てマネージャーとなったみくりの指導のもと、努力と無縁だった真和が未知の競技に挑む現代のyoung adult fiction。二人の成長と選択を描く、新しいfiction books to readとして注目の物語です。
「高校デビューの卓球初心者vs.告白100人斬りの女子マネコーチ」のあらすじ
幼少期から英才教育を受け、中学で銀メダリストに輝いた卓球の天才少女・みくり。しかし、成長期による身体の変化が彼女の選手生命を狂わせる。理想のプレーができなくなった彼女は、数多の誘いを断り市立日樫高校へと進学。現在は男子卓球部のマネージャー兼コーチとして、全国制覇への情熱を燃やしていた。一方、運動音痴で反射神経も鈍い新入生・真和は、反抗期を終えて親孝行のために卓球部への入部を決意する。彼は勉強こそ授業だけでこなせる天才肌だが、身体の柔軟性は皆無で、握力すら女子に及ばないほど運動とは無縁の生活を送ってきた。そんな対照的な二人が、高校の卓球部という舞台で出会う。挫折を経験しながらも指導者として再起を図る美少女コーチと、全くの初心者ながら一歩を踏み出した少年。卓球に捧げる青春のなかで、二人の関係はどのように変化していくのか。身体的ハンデや才能の壁に立ち向かいながら、頂点を目指す日々が幕を開ける。※本作はフィクションであり、実在の人物や団体、競技種目とは一切関係ありません。
もっと見る

高校デビューの卓球初心者vs.告白100人斬りの女子マネコーチ 第1章

「好きです! 付き合って下さいッ!」

「ふーん。で、アンタ。【アタシのどこが好き】なの?」

「全部です!」

「ハ? アナタが【アタシの何を知ってる】のかしら?」

「去年のミスコン優勝で‥‥超可愛いし」

「はい、ストップ!【アタシの顔が好みなだけ】なのね?」

 はあ、またこのパターンか‥‥去年の学内ミスコンに【泣き落とし】で出場させられ、優勝してしまった所為で、もう100人目なのよね。

 そして、空を見上げると曇り空。

 告白の場は、いつも何故か曇天だったりするわけよ。

「いや、顔だけじゃなくて‥‥あの、ナイスバディな所とか‥‥」

「見た目だけ?」

「あー、えっと‥‥、中学の卓球で銀メダル獲ったとか‥‥」

「そんなの【誰でも知ってる】わよ。他には?」

「え、え、えーと‥‥」

「つまり、アンタは【アタシの事を何も知らない】‥‥【顔とスタイルがいいから付き合いたい】のね? 却下、帰れ!」

 アタシの眼力に怯んだ告白男子は、腰を引かせて。

「ご、ごめんなさいッ!」

 と、逃げていった。

 溜息しか出ない。

 何故か、アタシの顔は可愛いらしい。

 自慢する気は無いけど、ジュニア卓球で銀メダリスト。

 近年設立されたオリンピック種目【卓球U-15】女子シングルスで、金メダルを賭けた決勝戦‥‥中国の選手に負けてメチャクチャ悔しかった。

 卓球で鍛えられて、自然とスタイルがよくなってしまったらしい。

 そして、中三から胸が急成長‥‥アタシは胸が邪魔で卓球の未来を潰された。

 こんな脂肪の塊、本気で要らない。

 高校二年生になった今も更に成長している‥‥。

 もっと背が伸びたら良かったのにな‥‥平均以上の身長は、卓球を有利にするのよ。

 そして、毎日のように靴箱にラブレターが入っていて、まず選別。

 差出人の名前が書いてないヤツは【即ゴミ箱行き】。

 名前が書いてある中で、宛名がアタシになってるヤツは一応読む。

 失礼がないように指定された待ち合わせ場所に行く。

 屋上だったり、校舎裏、体育館裏、定番の場所ならね‥‥学校の外は却下。

 でも、いつも結果は同じ。

 卓球部の男子からも全員に告白されていた。

 と言っても、アタシのコーチングに着いてこれなくて、次々と辞めてくから今は10人だけど。

 卒業していった先輩も含め、全員フッてきた。

続きを読む

高校デビューの卓球初心者vs.告白100人斬りの女子マネコーチ 目次一覧

Ch. 1 Ch. 2 Ch. 3
Ch. 4
Ch. 5
Ch. 6
Ch. 7
Ch. 8
Ch. 9
Ch. 10
Ch. 11
all

おすすめの作品

新着リリース小説

天才と狂人、血塗られた共犯関係から始まる究極の純愛 の小説カバー
9.7
母の遺品を奪還するため、藤原美月は身代わりの花嫁として九条家へ嫁ぐ決意をする。その相手は、残忍な性格で車椅子生活を送り、余命いくばくもないと噂される御曹司・九条怜司だった。周囲は「無能な女と短命な男の無様な結婚だ」と嘲笑し、彼女がすぐに追い出されることを確信していた。しかし、美月の正体は世間を震撼させるものだった。建築デザイン界の巨匠、伝説の天才医師、さらには世界を裏から支配するダークウェブのトップ。幾多の顔を持つ彼女の真実が明かされるたび、首都圏は驚愕に包まれていく。一方、怜司もまた、冷酷な狂気を秘めた侮れない男であった。初めは水と油のように激しく反発し合い、互いの腹を探り合っていた二人だったが、共に過ごす中で次第に唯一無二の絆を育んでいく。そして全世界が生中継で見守る豪華な結婚式の最中、怜司は衆目の前で跪き、彼女に愛を誓う。「美月、君こそが私の人生を照らす唯一の光だ」。最強の裏の顔を持つ二人が織りなす、究極の相互救済と溺愛の物語が幕を開ける。
彼の秘密の妻、彼の公衆の恥辱 の小説カバー
8.2
上司に命じられ、自殺を仄めかすVIP患者の対応に向かった看護師の私。そこにいたのは、婚約者との仲を嘆き悲しむ有名インフルエンサーのエブリンだった。しかし、彼女が愛しい男として提示した写真を見た瞬間、私の日常は音を立てて崩れ去る。写っていたのは、二年前に記憶喪失のところを私が救い、共に歩んできた夫のベンだったのだ。だが彼は建設作業員などではなく、冷酷な大富豪バーナード・ローガンとしての顔を持っていた。そこへ、高級スーツを纏った本物の彼が現れる。彼は私の存在を完全に無視し、エブリンを優しく抱き寄せた。耳に届くのは、かつて私に囁かれたのと全く同じ甘い愛の言葉。私との結婚生活や積み上げた時間は、彼にとって葬り去るべき過去に過ぎなかったのだ。エブリンを連れて部屋を去る間際、彼の氷のように冷徹な眼差しが私を射抜く。その瞳は、私を愛する妻としてではなく、自身の輝かしい経歴を汚す「排除すべき障害」として冷酷に突き放していた。裏切りと絶望の中で、私の運命は大きく狂い始める。
私のアルファの新しいルナ:奪われた人生、見捨てられたメイト の小説カバー
9.3
五年の長きにわたる呪いの眠りから覚めた私が目にしたのは、最愛の番でありアルファである海斗が、見知らぬオメガと口づけを交わす姿だった。彼は否定したが、真実は残酷だった。記録によれば私は三年前、両親の同意と海斗の執行により法的に死亡したと見なされ、彼はすでにその女を新たなルナに据えていたのだ。実の息子からさえも「死んだままでいればよかった」と拒絶され、絶望の淵に立たされた私をさらなる悲劇が襲う。新ルナの策略で崖から突き落とされた際、海斗が救いの手を差し伸べたのは私ではなく彼女の方だった。瀕死の状態で運ばれた病院でも、海斗はアルファの権限を行使し、彼女を救うための輸血台として私の命を使い果たすよう命じる。愛する夫も、両親も、息子も、全員が彼女のベッドを囲んで幸せを享受する光景を見せつけられ、私はついに悟った。この世界に私の居場所など最初からなかったのだ。彼らの前から永遠に姿を消し、二度と見つからない亡霊になること。それが、すべてを奪われた私に残された最後の願いだった。
傷跡が翼に変わるまで ― 偽装結婚からパリへ、私の再生 ― の小説カバー
8.2
兄の親友・礼人へ寄せた8年間の恋心は、あまりに無慈悲な裏切りで幕を閉じた。22歳の誕生日、彼が意中の女性・桃花を射止めるために自分との偽装結婚を画策し、厄介払いしようとしている事実を知る。さらに落下事故の際、彼は迷わず桃花を救い、重傷を負った私を冷たく池へ突き落とした。献身的な愛を利用され、心身共に絶望の淵に立たされた私は、彼への未練を断ち切る決意を固める。九死に一生を得た後、思い出の品を全て捨て去り、再生を懸けてパリへの留学を決意した。これは、かつての執着を脱ぎ捨て、自分のために新たな一歩を踏み出す再生の物語。
あなたはただの身代わり人形~冷酷な夫を捨てて、死んだはずの元カレと再婚します~ の小説カバー
9.0
望月雨音は、夫である池田光洋の底知れない非情さに耐え続けてきた。愛人のために事後避妊薬を買いに行かせるという、妻への尊厳を欠いた仕打ち。それでも彼女が数年もの間、屈辱に耐えてきたのは、彼が亡き最愛の恋人・藤本陽司の面影を持つ「身代わり」だったからに過ぎない。雨音は冷徹な計略で離婚届に捺印させ、「あなたを愛したことなど一度もない」と言い放つ。余裕を失い、なりふり構わず縋りつく光洋を捨て、彼女は過去との決別を図る。一方、死んだはずの藤本陽司は、財閥の継承者として密かに生還していた。姿を変え、圧倒的な覇気を纏って再臨した彼は、執拗に雨音の真意を探ろうとする。しかし、裏切りと絶望の果てに心を閉ざした彼女から返ってくるのは、凍てつくような拒絶の言葉ばかりだった。かつて愛した女性からの決別を突きつけられたとき、冷酷な王として君臨していた男は、初めて涙を流して愛を乞う。策略と執着、そして真実の愛が交錯する、衝撃のリベンジ・ラブストーリー。
冷徹なアジアの覇王は、傷ついた隠れ令嬢を独占する の小説カバー
9.4
結婚3周年を迎えた祝賀会の夜、早川寧寧は残酷な現実に直面する。心から愛した夫・川村真佑にとって、自分は新薬開発のための実験道具でしかなかったのだ。戸籍上の正妻は夫の幼馴染である荒木雪乃であり、寧寧との婚姻関係すら偽造された偽りだった。絶望の淵で家を飛び出した寧寧だったが、そこから彼女の運命は激変する。実は彼女、日本一の富豪である松村隆一が探し続けていた実の娘だったのだ。さらに、手違いからアジアを影で支配する若き帝王・星野拓海と正式に婚姻届が提出されてしまう。かつての夫・真佑は、寧寧が自分に泣きついてくると高を括っていた。しかし、再会した彼女は最高峰の令嬢へと変貌を遂げ、最強の男に愛されていた。かつての傲慢さを失い、地べたに這いつくばって復縁を請う真佑。だが、冷徹な覇王として君臨する星野拓海は、寧寧の腰を強く抱き寄せ、冷ややかな声で言い放った。「残念だが、彼女は私の妻だ」。裏切りから始まった恋は、圧倒的な独占欲とともに加速していく。
章
今すぐ読む
共有